XM(エックスエム)ではレバレッジは最大でどれくらいかけられる?
ゼロカットシステムとは何?
追証が要らないって本当?
レバレッジが規制されたらどうやって解除する?
レバレッジは変更できる?
XMでの取引にはレバレッジを最大で1000倍までかけることができます。
以前は888倍でしたが、昨今の競争激化の影響もあり、2022年6月15日に、1000倍に変更されました。
レバレッジが1000倍というのは、簡単に言うと1万円の自己資金で1000万円のポジションを保有することが出来るということです。
ただしXMでは証拠金維持率が20%を切るとロスカットされます。
つまり自己資金が1万円の場合には8000円の損失が出たらロスカットされるということです。
実際に自己資金1万円で1000万円のポジションを持っていたら、8000円の損失なんてすぐに発生しますので、その意味では常にギリギリで勝負するのは現実的ではありませんが、ロスカットされるまで余裕があるというのはありがたいことです。
なお、最大レバレッジを1000倍に設定できるのは、スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座のみです。
XMは売りの一つとして、追証不要のゼロカットシステムを導入しています。
ゼロカットというのは、自分の保有したポジションで損失が発生し、ロスカットされ口座残高がマイナスになっても、追加で証拠金を送金する必要がないシステムのことを指します。
マイナス分はXMが負担します。
そして口座の残高はゼロになります。
つまり、どれだけ負けてマイナスになっても自分がそれまでに送金した額以上の損失は発生しない、ということになります。
国内のFX業者でトレードを行なっていた場合には、相場が急変し残高がマイナスになったら、追証としてその分を新たに送金しないといけません。
投資に充てる資金を管理する上で、損失額を計算出来ないというのは非常にやりづらいというのは、投資経験のある方ならわかるかと思います。
証拠金取引の場合、危険なのはレバレッジそのものではなく、計算が立たない、というところですからね。
XMの最大レバレッジは1000倍ですが、規制される条件があります。
上述の通り、そもそも1000倍に設定できるのは、スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座のみです。
ゼロ口座は500倍です。
口座タイプ | 最大レバレッジ |
スタンダード口座 | 1000倍 |
マイクロ口座 | 1000倍 |
KIWAMI極口座 | 1000倍 |
ゼロ口座 | 500倍 |
それ以外で一番引っかかりやすいのは、有効証拠金による規制です。
有効証拠金残高が20,000ドルまでは1000倍なのですが、
それを超えると100,000ドルまでは200倍、されにそれを超えると100倍となります。
証拠金残高 | 最大レバレッジ |
~20,000USD | 1000倍 |
20,001~100,000USD | 200倍 |
100,001USD~ | 100倍 |
また、銘柄によって規制されているものもあります。
通貨では、EURDKK・EURHKD・GBPDKK・USDDKKなどが最大50倍、USDTRYが100倍、CHFの全ペアが400倍といった具合です。
CFDでは、株式の日経225だと200倍、エネルギーの天然ガスだと33.3倍といったところです。
また、相場の急変動が予想される場合には、予めXMの側でレバレッジの制限がかかることがあります。
大きなところでは、アメリカ大統領選やイギリスのEU離脱投票などです。
結果によって大きく市場が振れることが予想される通貨ペアではレバレッジを下げることがあります。
こういった場合、事前に公式サイトやメールで連絡があります。
そもそもこういう急変動が予想される局面では、最大レバレッジ近辺でベットするのはあまり賢明とはいえず、資産保全のためにも、少し抑えめで臨むのは、望ましいとは言えますね。
平常時に、為替のレバレッジが高く設定されているのは、それだけ為替の変動は株や商品に比べて小さいとされているから、というのもあります。
平時のダルい相場でこそ、ハイレバで稼いでいきたいですね。
有効証拠金残高によるレバレッジ規制は解除すること出来ます。
もちろん、20,000ドルを超えても大丈夫、という意味ではありません。
残高を20,000ドル未満に調整した上で、サポートへ解除の依頼をするのです。
結構面倒だ、という人もいるかもしれません。
そういう場合には、残高が20,000ドルを超えそうになったら、あらかじめ口座を追加して資金を移す、ということを心がけておくと良いです。
ただ、そうでなくともそもそもレバレッジが1000倍というのは高いので、制限がかかった後の200倍、100倍でも十分なレバレッジで取引するというのが、精神衛生上も良かったりはします。
XMでは自分で最大レバレッジを変更することができます。
やり方は簡単で、会員ページにログインをしてから口座のオプションを選びレバレッジ変更を選択、変更したいレバレッジを設定してからリクエスト送信するだけです。
1、2、3、5、10、15、20、25 、50、66、100、200、300、400、500、888、1,000の17種類から選べます。
最大レバレッジに対して、自分が今どれくらいのポジションを持っているのかを把握しておくことは、あとどれくらいでロスカットしてしまうかを読む上でも重要です。
現在自分の持っているポジションが必要な証拠金を必要証拠金といいます。
必要証拠金の計算式は以下のとおりです。
必要証拠金=取引ロット×10万通貨×取引通貨の現在レート÷最大レバレッジ
それに対して、現在自分の口座にある資金に含み損益を足し込んだ数字を有効証拠金といいます。
有効証拠金=口座資金額+含み損益額
そして必要証拠金 に対する有効証拠金の割合が証拠金維持率といい、これが20%を下回るとロスカットとなります。
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金
必要証拠金の式を見ると、最大レバレッジが最後に割られています。
最大レバレッジが高いほど必要証拠金が少なくて良い、ということがわかります。
また、有効証拠金には口座に置いた資金だけでなく、含み損益も反映されています。
含み損が多ければ多いほど、有効証拠金も減る、ということです。
為替暴威
ロスカット上等!
ハイレバが基本の海外FX。
でも、何度死んでも蘇ります。
だって追証なしのゼロカット方式だから!
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