XM(エックスエム)での取引手数料について知っておいたほうが良いこと。
口座タイプごとの特徴、メリット・デメリットについて。
XMでトレードを行う際には、取引手数料とスプレッドに着目してトータルのコストで考える必要があります。
スプレッドとは、通貨ペアでの売値と買値の差額のことです。
この差額が狭いほど売買のたびにかかるコストが低いということになります。
XMでは、口座によってスプレッドの設定が異なります。
スプレッドの広い順に並べると
スタンダード口座=マイクロ口座>KIWAMI極口座>Zero口座
となります。
平均スプレッド | スタンダード | マイクロ | KIWAMI極 | ゼロ |
USDJPY | 0.016 | 0.016 | 0.007 | 0.001 |
(2022年12月15日時点)
これを見るといつだってZero口座で取引するのが良さそうですが、そうとも言い切れません。
スタンダード口座とマイクロ口座では取引手数料は無料となっている一方、Zero口座は10万通貨あたり往復で10ドルの取引手数料がかかるからです。
実は、それを加味してもゼロ口座は他の口座とくらべてもコストが低いのですが、レバレッジが高くかけられないといったデメリットがあります。
また、KIWAMI極口座は取引手数料は無料ですがスワップポイントは付きません。
なんとなく各口座の特色というか、どういう人がどの口座に向いているのかわかるかもしれません。
スタンダード口座:ボーナスやレバレッジを活用したい人
マイクロ口座:スタンダード口座と同様ですが資金規模が小さい人
KIWAMI極口座:スキャルピングやデイトレードをレバレッジを効かせて取り組む人
Zero口座:スキャルピングやデイトレードでレバレッジよりは取引回数で勝負する人
なお、スプレッドは経費計上できませんが、取引手数料は経費計上できます。
この文章の内容は後述しますが、意味がわかる人以外はスタンダード口座かマイクロ口座が良いかもしれません。
スリッページとは、我々が注文したレートと実際の約定レートの乖離のことを言います。
XMも他の海外FX業者と同様に、スリッページが発生することはあります。
相場が急変したときや流動性が低いときのマーケットの状況は、どこも同じですね。
雇用統計やCPIなど重要な経済指標の発表時やFRB議長の講演があるときなど、マーケットが一方向に傾いたときに起きやすいです。
買い注文、売り注文の一方が集中するとその相手方を見つけるのが困難になり、約定するまでに時間がかかりその間に値が動いてしまう、という仕組みです。
また、そのようなイベントがなくても早朝など流動性が薄いときには、スリッページが発生しがちです。
スリッページを起こさないためには、無理して指標直後に博打を打ったり、取引の薄い時間に勝負をかけるのではなく、NY時間に取引を行うというのがベターです。
FX取引を行うと、片方の通貨を売り片方の通貨を買うポジションを取ることになります。
2つの通貨で金利に差がある場合、その金利差分の利息を毎日受け取る、あるいは支払うことになります。
それがスワップポイントと呼ばれるもので、ポジションを取り続ける限り、発生します。
XMではロング時のスワップポイントとショート時のスワップポイントに顕著な差があるため(ときには両方マイナスのことも)、両建てのポジションを持っても得にはなりません。
必ずマイナススワップになります。
スワップポイント | ロング | ショート |
USDJPY | 10.56 | -19.04 |
EURJPY | 0.86 | -11.14 |
EURUSD | -10.49 | 3.71 |
(2022年12月15日時点)
スワップポイントは、1日単位で付与されるので、ポジションを翌日に持ち越した時に発生します。
閉場している土日も対象です。
金利は土日も発生しているからですね。
ただし、土日は閉場しているのでその分のスワップポイントは水曜日にまとめて付与されます。
スワップポイントが3倍付与されるということになります
マイナススワップポイントだと3倍引かれるので注意です。
FXを事業として考えた際、スプレッドは経費にできませんが、取引手数料は経費として計上できます。
XMのゼロ口座の取引手数料は、確定申告でも経費として認められています。
またXMの場合、ポジションを取る際に往復分の手数料を徴収されるのでポジションを組んでいる間でも、先に経費計上が出来るというわけです。
その分節税効果は高くなります。
雑費や取引手数料という名目で計上していきましょう。
為替暴威
ロスカット上等!
ハイレバが基本の海外FX。
でも、何度死んでも蘇ります。
だって追証なしのゼロカット方式だから!
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